それでもなんとか生きている

普通の会社員のひまつぶしブログ。みなさんの日常に彩りとささやかな情報提供を。

2021.08.28

ちょっとしたことで人生は良くなるのだと思う。そしてちょっとしたことで辛くなる時もある。

一つ一つスッキリさせることで前に進めてきたけれど、そんな時間がなくなってきたことに気づいている。一つ一つをスッキリさせる段階から一つ上に上がったらしい。

世の中はたくさんの問題がある。一つ一つが重要で、一つ一つが辛い体験を生んでいる。その中で自分がやるべき役割はなんなんだろうか。抽象的な会話を嫌う人が増えたように思う。わかりやすい説明があふれ、わかりやすい漫画が増え、知らない人にも共感しやすくなっている。それはなぜわかりやすいのかというと、誰かが整理して解釈してオチをつけてくれているからだ。自分の代わりに。自分で決めずに他人に委ねることで、他人を立ててあげた、他人に優しくしてあげたという人の多さに驚く。責任を他人に委ねているだけなのに、それはあなたのため、あなたが喜ぶからそうしたと、自分に蓋をして被害者ぶる。

頭脳労働、考えること、有象無象の中から自分のヒントを見つける時代は終わりつつあるのかもしれない。誰かがやってきたエッセンスをうまく取り入れることが生きることになっているのならば、私は死んでしまいたい。